当社は群馬県前橋市に所在しています。
そのため、前橋市や、周辺の高崎市、伊勢崎市、玉村町での外構工事が多くなっています。
県外からご依頼いただくこともありますが、やはり会社から近いほどお客様が多くなります。
外構工事を行う際、地域によって考慮しておくことは変わってきます。
今回は、群馬県で外構工事を行う時の注意点とポイントについて紹介します。
1.当社周辺の地域
当社は以下の場所が所在地です。

出典:googleマップ
前橋市南部の下大島町で梨畑が広がる地域です。
高崎市や伊勢崎市にもすぐに行ける位置となります。
周辺地域はそこまで高低差が大きくない土地となっています。
2.注意点と考慮するポイント
群馬県で外構を行う際、どのようなことを考慮する必要があるかご紹介します。
2.1 敷地が広い
お施主様が思っているよりも敷地が広いケースが多々あります。
ご両親や祖父母の所有地に家を建てる方もたくさんいらっしゃいますが、敷地が広くなる傾向はより強くなります。

こちらのお客様の土地は約23m×22mの広さとなっています。
もう少しで25mプールが入ってしまいそうな一辺の長さです。

こちらのお客様の土地は約18m×18mです。
約100坪の土地となります。
家が斜めに建ててあり、上側の住宅周辺はサービスヤードとなります。
この部分だけでも57㎡以上あります。
57㎡というと駐車場3台分以上の面積となります。
敷地が広いということは施工面積が増えるため外構工事全体の費用も増えてゆきます。
「この部分はお金をかけるけど、こっちの部分はあまり費用がかからないようにしよう」といった判断が必要になります。
また、1回で全て完成させようとせず、何回かに分けて施工するということもできます。
2.2 駐車場の面積が必要
群馬県は自動車大国です。
勤めている会社や商業施設は郊外に点在しているため、電車では行ける場所が限られてしまいます。
そもそも家から歩いて駅まで行けないという場合が非常に多いです。

自動車が必須なので、必然的に駐車場も必要になります。
多くの方はご夫婦で車を所有していますので、最低2台分の駐車場が必要です。
さらに、お友達やご両親が来る場合も群馬では車で来ます。
2組の来客の場合、群馬では当たり前のように2台の車で来ます。
来客用の駐車場も確保しておきたい場合は+1台分が必要です。
ただし、舗装面積を増やせば増やすほど工事費用は増えてゆきます。
コストと、いろいろな場面を想定して、必要な駐車台数を検討する必要があります。
2.3 家の近くを車が走る

家の前や横、裏などの道を車が通るという立地も多いです。
車の走行音というのは意外と大きく聞こえます。
特に道路に面していなかった場所から、道路に面した場所に引っ越すと違いに驚きます。
車の走行音は基本的にタイヤ周辺から発生します。
そのため、ある程度の高さまで音を遮ることのできる壁を設けることで、敷地内への音の侵入を抑えることができます。
気になる場合は、道路に面した部分の境界は化粧ブロックなどで壁を作ることを検討します。
2.4 風が強い
群馬では名物の「からっ風」が吹きます。
冬は午後になると自転車で北に向かうのは困難になるほど風が吹きます。
どこから入るのか、家の中も砂っぽくなります。
風が強い日は庭仕事や外遊びも楽しめません。

北側に壁や樹木を配置することで風を緩和することができます。
樹木の場合は、常緑樹の生垣などを配置します。
ただし、群馬の風が相手ですと、生垣では「多少良くなる」程度です。
しっかり防風するのであれば、壁を設置する方が有効です。
2.5 夏は異常に暑い
全国的に夏の気温が上がっていますが、群馬の夏は暑いです。
当社所在地の前橋市のお隣である伊勢崎市では2020年の最高気温が40.5℃でした。
夏の庭空間を快適にするには、「日射をさえぎる」「舗装の表面温度を抑える」ということが重要です。
日陰を作ることができるアイテムや、温度を抑えることができる舗装材の選定が有効です。

カーポートでは車に日射が伝わりづらい屋根の材料を選ぶこともできます。
真夏に駐車していた車に乗り込む際のツラさを緩和してくれます。
「暑さ対策アイテム」について、以下のコラムでも紹介しています。
よろしければご確認ください。
3. まとめ

今回は群馬で外構工事を行う時の注意点とポイントについて紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
アウトサイド設計では、お客様の敷地状況や生活スタイル、ご自宅の周辺状況に応じたご提案・施工をすることができます。
前橋市、高崎市、伊勢崎市、玉村町や群馬県、埼玉県の近隣地域にお住まいで、外構、エクステリア、お庭の工事をご検討の方は気軽にお問い合わせください。
